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2023/04/01

断熱材の選び方

皆様こんにちは！いきなりですが、断熱材の種類って皆さんご存じですか🥰？そもそも断熱材とは、熱伝導を断つための材料！簡単に言うと、外からの冷気や暖気を遮断して、住宅内部の熱を逃がしにくくすることで、家の中の温度を快適に保つために大切な素材なんです✨そんな断熱材ですが、大きく分けて9種類もの種類があるんです！

無機質繊維系の断熱材

グラスウール

ガラス繊維を綿状にしたもので安価で手に入りやすく、以前からよく使用されている素材！ガラスでできている為耐火性があり燃えにくく、防音性があるのも大きな特徴です😊ただ、湿気を含みやすく、グラスウールが重くなってしまいヨレや沈みが起きやすいため換気対策と害虫対策が大切になってきますよ！！

ロックウール

岩石やスラグなどの鉱物(石材)を綿状にしたもので、グラスウール同様に耐火性があり燃えにくく、防音性があります✨チクチクすることもなく扱いやすい素材で、撥水性は高くなりますが、綿状なので防湿対策が必要になってきます。グラスウールに比べ少し高価になりますよ！

木質繊維系の断熱材

セルロースファイバー

古紙や段ボールなどを原料にしていて、地球環境に優しいECO素材です😍ホウ酸や難熱材を混ぜ込んで作る為、防火性能にも害虫対策にもなるんです✨周囲の湿気や気温に応じて水分を吸ったり吐いたりするので調湿性能があり、結露防止にも一役買ってくれます！価格は施工費共に少々高くなってしまいます。

インシュレーションボード

木材を細かく粉砕して接着剤や撥水剤などを混ぜ込み、ボード上に熱圧成形した断熱材で、解体された木造住宅の廃材などを使用している為、こちらもECOな素材です😊セルロースファイバーに似た性能ですが、ホウ酸などを混ぜ込んでいない為、シロアリ被害に合うリスクがあります💦

天然素材系の断熱材

ウールブレス

衣類や布団などにも使われているウールを使用した素材で、細かな繊維が絡まりあうことで高い断熱性を誇ります♡！調湿性能も備わっていて、ホルムアルデヒドなどの有害物質を発散することがないので健康住宅を目指している方に人気の素材です✨他の断熱材に比べ、天然素材は高価になりますよ😥

炭化コルク

ワインの栓で有名なコルク材を蒸し焼きにして炭にして使用している素材で、接着剤などが使用されておらず、天然素材100％のECO素材なんです🥰防音・調湿・耐腐食性・防虫性すべてに優れているスーパー素材ですが、やっぱり価格は高くなってしまいます😱

発砲プラスチック系の断熱材

硬質ウレタンフォーム

ポリウレタン樹脂を発砲させたスポンジ状の断熱材で、ボード状になったものと吹き付けて使用する二種類の施工方法がある素材！(最近SNSで吹き付けたとたんにモコモコ膨らんでいく動画よく見かけますよね！)高い断熱性がありますが、万が一火災が起きてしまうと有毒ガスが発生してしまう他、シロアリ対策が必要な素材になります⚠️

ポリスチレンフォーム

ポリスレン樹脂を発泡成形してつくられており、発泡スチロールをボード状にした”ビーズ法ポリスチレンフォーム”と押し出し機という機械を使用して成形される”押出法ポリスチレンフォーム”の二種類があります😊どちらも施工がしやすく安価で手に入り、断熱性に優れていますが、耐久性が低く熱に弱いため遮熱シートと併用して使用することが多くなります。

フェノールフォーム

耐熱性に優れた熱硬化性樹脂のフェノール樹脂に発泡剤と硬化剤を混ぜ合わせて成形された断熱材で、耐水性や耐火性が高い素材！耐久性にも優れており、もし火災が起きてしまった場合も有毒ガスが発生することがありません🥰しかし、シロアリ対策が必要になり、とても高価素材になるので予算内に収まるか検討する必要があるかもしれません💦

9種類の断熱材をご紹介しましたが、住んでいる地域・断熱性能の必要性・予算などをしっかり考慮して断熱材を選択することが大切です！高価な断熱材にしたけどオーバースペックでもったいない...安価な断熱材にしたことで毎月の光熱費が高い😱何てことにもなりかねません！

そして施工方法にも内断熱と外断熱の二種類があり、素材によって工法が選べるものと選べないものがありますよ！！それぞれの断熱工法によっても差がでてきてしまいますので素材、施工方法共にしっかりと選んで快適な住空間を手に入れて下さいね♡！

もちろん家ごと断熱の大型リフォームも、窓やドアなど部分的に断熱するプチリフォームもリフォームせいわで承れます！少しでも気になられましたらお気軽にお問合せ・ご来店くださいね😊